コラム

2015.11. 2

秩序の敏感期

「秩序の敏感期」に関しては、2〜3歳特有の「イヤイヤ期」に大きく関係しています。
物の置き場所や所有者、何気ない習慣などに強くこだわる「秩序の敏感期」は生後数か月からあらわれ、2〜3歳をピークとして6歳頃まで続くと言われています。「いつもと同じ」であることに強くこだわるのは、この時期に子どもが、一生懸命に周りの情報をファイリングしているためなのです。「秩序」を羅針盤にし、自分を取り巻く環境を理解しようとしています。

以下は、1歳10か月のお母さまの話です。

『最近、息子の中の「秩序感」が一層強まってきたのを感じます。たとえば、ドアや引き出しが開けっ放しだと必ず閉めに行ったり、ゴミ箱の場所が変わっていると元の場所に戻したり、枕の並び順が違っていると大声で訴えたり、ママがパパのコップを使うと怒ったり...と、本当に些細なことがいちいち気になるようです。食事のときは特定のエプロンと特定のスプーンでないと食べず、散歩のときは特定の靴を履いて特定のエレベーターに乗らなくては出かけられません。毎回付き合うのは少し大変ですが、これらのこだわりは、息子がいま秩序を手がかりに周りの世界を探索している表れなのだと思うと、興味深く感じます。』

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モンテッソーリは、子どもにとって外界の秩序は「大人が家を建てる地盤に相当する」と言っています。それほど子どもは秩序を必要とする存在であり、外界に秩序があって初めて、心が安定して積極的に動くことができるのです。

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